英会話のロジック【マンツーマン英会話】
海外在住者が愛用する参考書

英会話入門

私がアメリカに留学していたときに両親が遊びに来たことがあります。

父親の場合は英語が全く話せないし聞き取れないため何をするにも私に頼ってきたわけですが、母親の場合は英会話が全くできないにも関わらずどこに行っても日本語でばしばし話しかけていました。

うそ〜。

とも思いながらその様子を見ていたのですが、何気にそれでもコミュニケーションって取れてたんですよね。

例えばエレベーターで人の足を踏んでしまったとき。

母:あら。ごめんなさい!

相手:Oh. It's ok.

母:大丈夫でした?

相手:Yeah.I'm fine.


ちゃんと会話になってる…。


洋服屋にて。

母:これ試着していいかしら。

店員:Sure.


ここの時点で私は自分の目を疑いましたね。


しかし、そうは言っても母の言ったことが全て通じたわけではもちろんありません。

それでも言葉は違えどちゃんと相手が考えていることを理解したということは私にとっては驚きでした。

そして女性の方がこういったことが得意だったように思います。

男性はどうしても話される言葉に頼って理解しようとするんでしょうね。母の日本語にかなり戸惑っていましたから。

何だか妙に感心させられたことをよく覚えています。


英会話のロジック【マンツーマン英会話】

海外でホテルやレストランなどでこれさえ覚えれば会話のほぼ7割が済んでしまうという魔法の言葉があります。

Can I get (a)〜  (キャナイ ゲラ)


「〜をもらえますか?」という英語表現なのですが、これさえ覚えておけばホテルやレストランに限らず、海外旅行での会話のほとんどが実は済んでしまいます。

例えばホテルで、

Can I get a roomservice? (ルームサービスを頼みたいんですが。)

Can I get a reservation for tonight? (今夜、部屋の予約をとりたいのですが。)

Can I get another towel? (もう一つタオルをもらますか?)


そして、レストランで。

Can I get this one?(メニューを指差しながら)「これをください。」

Can I get a glass of water?(水をください。)

Can I get a check?(お勘定おねがいします。)


このように海外旅行では自分から話すことのほとんどがこの、「Can I get〜」から始めることが出来ます。

あとは、Thank you や Sure などで続くことが多いので、簡単にできますよね。


この言葉さえ覚えていけば、一緒に旅行に行っている友人などから見ればあなたは英語が流暢に見えたりします。

是非、覚えておいてください。


英会話のロジック【マンツーマン英会話】
英会話を勉強しようと考えた人がまず目につくのがNHKの英会話入門講座だと思います。

確かにNHKの英会話入門講座などは非常分かりやすい構成になっており、受験英語ではない実際にアメリカなどで使われている英会話を学ぶ点では非常に最適なものとなっています。

ただ、このNHKの英会話講座を利用するにあたって問題点が一つ。

長続きさせられる人がほとんどいないということです。


私自身も私の友人たちもまずはこのNHK英会話入門から英会話という世界に入ったのですが、誰一人長続きさせた人はいません。

根性がない、やる気がなさすぎると言ってしまえばそれまでなのですが…。

NHKの英会話講座などを使う人というのは、恐らくほとんどの人が思いつきで英会話の勉強を始める人が多いと思うんです。

「よし、英会話を勉強しよう!」

と思い立つのですが、特に英語を使う必要性には迫られていないのでなるべくお金は使いたくない。
だったら、身近にあるNHKの講座を利用しよう、これだったらほとんど無料だし。

と、こんな感じ。

もし、本当に英語の必要性に迫られている人だったら、間違いなくお金を使ってでも英会話スクールなどに通うでしょうからね。


つまり必要性がないということはせっかく英会話を学んでも、それを使う機会がないということです。

自分の上達の成果が見れなければ、もしくは他人からこの勉強の成果を賞賛してもらえなければ、やる気なんてどんどん薄れていきます。

そこで。

英会話をやろうと思い立ったら、まずは勉強法ではなく、英会話を実際に使える場所を探してみましょう。

英会話スクールなど高額な費用が必要な場所ではなく、身近にある英会話カフェや外国人との交流サークル。

ネットなどで探せば意外とこういったものは沢山あります。

今までしたこともない外国人とのコミュニケーションで、一言でも自分の言ったことが通じたりすると、それが嬉しくてたまらなく英会話の勉強にのめりこんでいった人は沢山います。

英会話は実際に勉強を始める前に、是非こういった英語を使える機会というものを探してみましょう。


英会話のロジック【マンツーマン英会話】
英会話入門と言いますか、英会話を学習する前にちょっと覚えておいていただきたいことがあります。

恐らく英会話をそんなに得意としない人は英語が流暢に話せないと、外国人の人たちとコミュニケーションはとれないと思っている人が多いと思います。

私も留学のためにアメリカに渡った当初は同じことを思っていたので、それはもう必死に英会話は勉強したわけですが。

その成果もあって英会話はそこそこ上達はしたのですが、そこで日本の友人と同じように外国人と接することができたかと言えば、実際はそうでもなかったんです。

ある程度年をとってから英会話を学んだ人にとって、日本にいるときのように無意識で友人と英語で会話を楽しむということは、非常に(×2)難易度の高いことだということは覚えておいてもらいたいと思っています。

そんな余裕が無い状態のところで、ある程度英会話が流暢になってしまうと、コミュニケーションにおいてとっても大事な、相手に同情・同調するといったことや、ちょっとしたユーモア、最悪の場合になると笑顔さえ忘れた状況になってしまうんです。

もう、自分が英語を喋ることで必死。

相手の言うことなんてお構いなしで、自分の言いたいことを考えてしまいますからね。
こうなってしまっては、もう最悪です。

気づいたら自分が喋りすぎてしまっていたり、話の流れを考えないような発言をしてしまったりしています。

しかし、本人は英語を流暢に話すことが外国人と仲良くできる唯一の方法だと信じきっていますから、本人では中々気づかないことだったりするんです。

私も見事にこの状態に陥ってしまっていたわけですが…。

あるとき同じ日本人で英会話が決してうまくはない友人とパーティーに出かけたのですが、彼は特に英語を話しているわけでもないのに、何故か彼の周りには笑顔で楽しそうに話しているアメリカ人が沢山いたんですよね。

彼の場合、英語がろくに話せないので、ただ笑顔で相手の言っていることを聞いていただけです。
ただよく理解できない言葉を聞いたときには恐れずに相手に「それどういう意味?」などと聞いたりしていました。しかし、その説明の英語も理解できないので、相手のアメリカ人は一生懸命身振り手振りで説明しようとしています。
また、それを身振り手振りで理解したことを説明しようとする友人の姿が非常に滑稽なものだったので、彼の周りには自然と人が集まってきて、その人たちも皆が彼に何とか理解してもらおうと、みんな大笑いしながらコミュニケーションをとっていました。

そのパーティーの終わりには彼はそこに参加してた人全てからハグされ、また会おう!なんて言われていました。


コミュニケーションなんてこんなもんなんですよ。


言葉なんてコミュニケーションの中ではそこまで重要なものではないんです。


よく道端で外国人に道を聞かれて困ったという話を聞きますが、そんなときも別にうまく説明できなくてもいいんです。

ただ、一生懸命話を聞いて何とか身振り手振りでも、たとえ日本語でも伝えようとする努力さえすれば、相手は絶対あなたに感謝します。

英会話をこれから勉強する人は、是非あまり言葉というものにそこまでの執着心は持たなくても良いということだけは、頭に入れておいていただければなと思います。


英会話のロジック【マンツーマン英会話】
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